【共産党と民商】


共産党を理解するために、民商で現実に起こった三つの問題について投書します

「札幌北部民商・渋谷俊和さんの問題」

この問題は、債務整理の相談活動をしていた札幌北部民商が、相談者から「カンパ」を受け取ったことを[非弁行為である]、と他党に攻撃されたときに、その攻撃をかわすために渋谷さんに罪をかぶせた事件です。
 
 日本共産党は民主集中制と言う名の中央集権制をとっていますが、渋谷さんの事件から、共産党の中央集権制は、家臣に罪をかぶせて詰め腹を切らせた封建時代の中央集権と同一のものだということが分かります。

  その訳は

  1. 問題の債務整理相談をやったのは、渋谷さんではなく、事務局次長のOAさんだったこと。
  2. 受け取ったカンパは、寄付金勘定として総会に提出して承認を受けていること。(このことから、非弁行為は渋谷さん一人の責任で はなく、札幌北部民商全体の責任であることは明白です)。
  3. 渋谷さんの味方になっている党員を日本共産党北海道委員会に呼んで圧力をかけて(たとえば、「仕事がなくなる」など)渋谷さんの孤立化を画策した事
  4. 党員をつかって「渋谷さんはもらったカンパで豪邸を建てた」と言ううわさを振りまいたこと(これは別件裁判の中で、家族全員の貯金通帳などの証拠を提出したために否定された)。
  5. 児童買春で執行猶予付きの有罪判決を受けた常任理事や、道交法違反で執行猶予付きの有罪判決を受けた常任理事に対して何の処分もしていないこと。
  6. 弁護士法違反については許容の範囲内ということで送検されなかったにもかかわらず、渋谷さんを処分していること、(共産党を除名処分、北部民商を解雇処分)。


 「豊島民商・不当解雇事件」

この問題は、債務整理の事で豊島民商・ひまわり道場に来た相談者が、豊島民商が紹介した不動産屋に不当な提訴(提訴の不当性は別件裁判の判決文で明らかです)をされたのを、見るに見かねて、訴えられた相談者を樋山君が助けたために、樋山君が事務局員を解雇された事件です。

 日本共産党は国会などの雇用問題についての発言で、雇用について奇麗事を言っていますが、日本共産党は雇用について語る資格ない政党であることが分かります。
  
  その訳は、

  1. 豊島民商を専横的に支配している党員グループが起こした不当解雇事件であること。
  2. 日本共産党東京都委員会はこの解雇事件の顛末を最初から知っていること、そして不当解雇をした党員グループを一貫して擁護 していること
  3. 違法疑惑の追及を逃れるために書かれた「豊島民商の総括と見解」の文章作成に共産党東京都委員会の横田氏が関与していること。
  4. 日本共産党中央委員会も複数人以上の「訴願」及び市田書記長への直訴などで、この解雇問題を知っているのにもかかわらず、何の手も打たずに解雇の原因となった「ひまわり道場」を幹部会員が(私達の抗議にもかかわらず)称賛し続けた事こと。
  5. 訴訟に入る前の 樋山君の「解雇問題」の和解交渉で、日本共産党東京都委員会の土肥副委員長が、「和解案」を豊島民商側の弁護士より先に樋山君側の弁護士に届けていること. [この和解案は、樋山君は豊島民商に対して「謝罪文」を書くこと、そして豊島民商は退職金を含めて250万円を樋山君に支払うこと、という内容です。これに対して東京地裁の判決は、豊島民商は未払い賃金(利息を含めて約1700万円)を支払え、雇用は継続している(つまり、「謝罪文」を書く必要もなければ、退職金はそのまま継続、しかもその上復職できる、)という内容です]  この事だけ見ても日本共産党東京都委員会が、使用者側の長谷川達「違法疑惑隠ぺいグループ」を擁護していることはあきらかです。 不当労働行為をやっている使用者側を擁護する日本共産党に「雇用問題」を語る資格は無い!
  6. 日本共産党東京都員会の強い影響下にある東商連が、一貫して不当解雇をした豊島民商側に立ち、豊島民商長谷川会長を役員に据えていること

豊島民商・ひまわり道場には数々の違法疑惑があります、詳しくは 豊島民商問題 を読んでください

「呉民商問題」

この問題は日本共産党が独立した大衆団体を自分の利益のために、思いどうりにしようとして、裏で画策した事件です。
 この問題から、「札幌北部民商の問題」も、「豊島民商の問題」も日本共産党が裏で糸を引いてやったことであるということが理解できます。

 呉民商の問題では呉民商のホームページを読んでもらえば分かるのでホームページから転載します。

抗議文

共産党広島県委員会中部地区委員会殿

 私たち呉民商は6月21日(日曜)呉つばき会館において第29回定期総会を開催し、運動方針案、予算案、役員人事案を参加した代議員の圧倒的多数で可決し、2009年度の新しい、スタートを切りました。

 しかしこの総会の4日前、すなわち6月17日ビュウポート呉の会議室において、共産党広島県委員会中部地区委員会の招集によって「特別な会議」が開かれました。

レジメを同封しますが、ここに書かれている内容は、あからさまな、かつ、明らかな呉民商への組織介入であると考えます。文章の中に、「呉民商の総会に向けて、党内の意思統一の必要性があり…」とありますが呉民商の事に関しては、呉民商の会議以外の場所での意思統一の必要性など必要ありません。

 あなたがた党員が井戸端会議で話をされるのは一向にかまいません。しかし、機関が招集した場で議題として「呉民商の総会に向けて…」とあるのは、明確な組織介入です。呉民商はどこまでいっても大衆組織・大衆団体です。呉民商での決めごとは、三役会、理事会の議を経て民主的に討議され決定されていまきす。 

 「つまらんことはするな!!」これが私達の答えです。

  2009年8月11日

               呉民商三役会・理事会

 呉民商の三役会・理事会が共産党に、このような抗議文を送らなければならなくなったいきさつについては、呉民商のホームページの「共産党に物申す」のところをお読みください。

私は豊島民商を不当解雇された樋山君の裁判を傍聴に行きました、普段、「労働者の味方です」と言っていた日本共産党の党員グループが、何とかして樋山君を悪者にして違法疑惑を隠ぺいしようとする姿を見たとき、これが本当の共産党の姿なのだと確信しました。
 
 共産党は、労働者の味方でもなく、不祥事を隠ぺいし、ただ自党の利益のためだけに動く、民主主義と無関係な封建主義的中央集権の団体だということが、上記三民商の件で理解して頂けたと思います、一日でも早く、一人でも多くの人に共産党の本当の姿を知ってほしいと思います。
      
                        匿名希望

この欄に共感のメッセージが寄せられたので掲載します

私はこの投書を読んで、業者運動を共産党と手を組んで進める時代は終わったと思いました、共産党は「大店法反対」の論陣を張ることはできても地域に大型店舗が出来る時、その地域の住民の方がそれに賛成すれば[出店反対の運動]は起こせないのです(票が減るのが怖いから)。

 商店街の八百屋さんが売り上げが伸びなくて困っていても、農民連の農家が作る野菜を新婦人が産直販売をするのを阻止できないのです(農民連も新婦人も共産党系の組織だから)。

 豊島区では地域の工務店が仕事が無くて困っていても共産党の区議が自宅を新築する時に大手ハウスメーカーに発注してしまうということもありました。

 この三民商で起こったことから、共産党は大衆運動を自党の利益に利用するだけの組織だということが分かります、だから大衆運動を宣伝効果と集票だけで評価し、他党から攻撃されれば自党を守るため下級党員に詰め腹を切らせ、不祥事が起きれば隠ぺいしようとし,単位民商を自分の思いどうりしようと裏で画策するのです。

 呉民商では6月20日、共産党の陰湿な干渉をはねのけて総会を成功させたようですね、おめでとうございます。
 これからの業者運動は一党一派に属さず、ひとりひとりの業者のためにたたかう運動になると思います、その意味で呉民商のたたかいは先駆的役割を果たしていると思います。
 呉民商の皆さんに心からエールを送ります。    
                                          相良和文


                                                       

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