こんにゃく問答 |
(内外のことわざから、樋谷裁判を見るってえと) |
カラスをサギと |
民三 (たみぞう) |
おはようございます、ご隠居。 |
隠居 |
おはよう、どうしたい今朝は馬鹿に早いね。お前さんがこんなに早いのは珍しいね、何かあったかい? |
民三 |
いえね、昨夜は眠れなくて、朝まで起きていたんですよ。 |
隠居 |
そりゃいけないね、どうしたんだい? |
民三 |
この文書をみて考え込んじゃったんですよ。 |
隠居 |
なんだいこりゃ。…なんだこりゃあ、長谷ちょんの「解雇裁判終結に際して」っていう文書じゃないか、これを読んで眠られないてのはどうゆうこったい。 |
民三 |
樋谷君の裁判じゃあこっちが勝ったんでしょう。それがこの文書によると、さも長谷ちょんが買ったみたいに書いてある。 |
隠居 |
うんそうだな、これはね、長谷ちょんがよくやる手でな、「カラスをサギ」といいくるめるってね、事の本質をごまかす常套手段だよ。 |
引かれ者の小唄 盗人猛々しい |
隠居 |
樋谷裁判の判決のホントのところはね、首切りは不当だから無効、その日から今日までの給料約1800万円以上になるな、これを樋谷君に支払えというものだね。 |
民三 | ですよねえ。長谷ちょんの文書には逆に書いてある。 |
隠居 | これはね、江戸時代ことわざでいうと「引かれ者の小唄」というな。 |
民三 | なんですそれは。 |
隠居 |
うん、江戸時代に盗っ人なんかがとっ捕まってね、縛りあげられて、役人に引っ立てられる時にな、めずらしいから長屋の衆や、町のもんが大勢見物するね、すると盗っ人は強がってな、引っ立てられながら小唄を口ずさむってやつだ。 |
民三 |
なるほど。長谷ちょんは強がって小唄を唄っているわけだ、そういやあっしも「盗っ人猛々しい」ってのを知ってますよ。 |
隠居 |
うん、そんなもんだ。こんなものに悩んじゃいけないね。こんなちゃちな文書をまともに扱う事は無いね。こういうものはおちょくってやるに限るな。 |
民三 | お得意のおちょくりですか、そりゃいいや、以前にもやったことがありましたね。長谷ちょんは「おちょくられたあ、おちょくられたあ」って舞い上がって騒いでましたね。 |
隠居 | 彼はおちょくられれるのに快感を感ずるんだな。 |
民三 |
この文書を見ると樋谷君に600万円払った事は痛くもかゆくもねえみてえに書いて、それより樋谷君と縁が切れた事が重要みたいに書いてる。 |
隠居 |
これも長谷ちょんのよくやる本質をごまかす手でな、和解交渉じゃあ裁判長に「会員が少なくなって和解金が払えない」と涙を流さんばかりにかき口説いていたな。 |
悪女の深情け |
民三 |
ご隠居、ご隠居こうゆうのをね、悪女の深情けっていうんだ。袖にされても、袖にされてもしがみついてかき口説こうてんだ。 |
隠居 | 良く知っているじゃないか。けどねえ長谷ちょんは男だからねえ。まあ同じようなものか。 |
民三 | おんなじですよ。 |
隠居 |
和解交渉ではね、長谷ちょんらは東京地裁の判決による1800万円以上の支払い義務を認めさせたうえで、とても支払い能力はないだろうからってね600万円にしてやったんだ。今は豊原民連長谷ちょんに汚されてはいるが、中小零細の業者の組織として大きな役割を果たした伝統があるし、従業員の事務局員もいるから、つぶすのが目的じゃあないからさ。 |
民三 |
えらいねえ、花も実もあるってやつだ。それをなんでえ、600万円なんか屁みてえなものだなんて言いやがって。 |
隠居 |
これもいっとかなきゃいけないが、管女の陳述書について判決には2回も「管女の証言は信用できない」って書かれているんだ。法廷で嘘をついたんだ。 |
民三 | なんて汚ったねえやろうだ。 |
隠居 | おいおい、そんなに興奮しちゃいけないよ。 |
民三 | じゃあなんですね、こんな文書を会員に配ったって、だれも信用しねえんじゃないですか。 |
隠居 |
いやそりゃちがうね、長谷ちょんは、判決は事務所に来ればいつでも見られるようにしてあるから会員はみんな良く知っているといいたいんだがね、この不景気にわざわざ事務所まで出向いて法律用語がいっぱいの判決をよむかいいんはいないだろうね。会員には、この裁判の内容は知られていないっていうのが実情だろうね。そこに持ってきてこんな文書が届けば、この裁判は勝ったんだと会員が思うのは無理がないね。 |
民三 | ったく、どういうやつだね。常任理事会屋なんかで問題にする意見が出ないんですかねえ。 |
由らしむべし、知らしむべからず |
隠居 |
批判するものは片っ端から、除名退会処分をしちゃったからねえ。日本のことわざに「由らしむべし、知らしむべからず」というのがあるな。 |
民三 | なんですそりゃあ。 |
隠居 |
うん、これはな、国家が国民を支配するには、法律や方針に従わせればよいので、その意義や理由など知らせる必要は無い、ということでね。これも長谷ちょんのよくやる手だね。 4年前の2月14日の反省文「多重債務解決・高金利撲滅運動の前進を目指して」(以下「反省文」と言います)には、よまわり運動について、「これまで試行錯誤のなかで、道場活動の検証を重ねながら運動を進めてきましたが、誤解や疑念を生じかねず、是正を求められる問題がありました。皆さんには多大なご心配とご迷惑をお掛けした事を心からお詫び申し上げます」と反省を表明しながら、この文書は会員には内緒にし、いまだに配っていないな、もちろん反省を表明している「城北支部の廃止」、「紛争の長期化を憂慮し、解決を願う立場から、昨年2月に行った5名の常任理事・理事の除名者、および事務局員の解雇者と話し合いに応じる用意がある事を表明するものです」と書いてある事も守らないし、あたしたちがいくら話し合いを要求してもすべて拒否しているんだ。 |
民三 | 全くあきれ果てますね、長谷ちょんは、あっし達会員を馬鹿にしてるんだ。 |
隠居 |
そうさ、彼らは心から会員を無能力者と考えているんだね、だから重要なことは伝える必要などないと考えているのさ。 |
民三 |
それにしても、和解金の600万円ですけど、良く集めたものですね。会員が少なくなっているのに。 |
隠居 |
長谷ちょんはやせ我慢して、何でもないような事をいってるが、判決で名誉は踏みにじられたうえ、600万円も支払ったんだ。悔しくて悔しくて毎晩寝られないだろうねえ、彼は誇り高い、いや間違えた誇りじゃないや、気位が高いおとこだからね、まあ苦労してかき集めたんだろうな。豊原民連の1年の財政の半年分に当たるからね、大変な額だ、裁判費用として会員に寄付を呼び掛けていたが、とんだお門違いさ、一般の会員に応じる者はいなかった、当たり前だが負担すべき義務はまったくないからね、元はといえば、長谷ちょんと管女に最大の責任がある、3人の名誉会長・副会長、解雇に賛成した常任理事にも責任があるから、このメンバーで工面すべきところだね。それをね、この問題は、豊原民連を守る運動などと偽り会員に寄付を要求したんだ。これは詐欺と同じ手口だよ。結果の報告なんかもしちゃいないだろうね。こうゆうところにも会員を馬鹿もの扱いをする、長谷ちょん、管女の根性がよく表れている。 |
民三 |
会員にカンパをせびるなんざ、犯罪行為だ。600万円といやあこの不景気じゃあ大変な金だ、あっしなんざ見たことも触ったこともねえや。屁でもねえ顔しやがってまったく、どうしようもない悪党だ。 |
隠居 |
だからみんなで出し合ったのかねえ。たいしたものだ。なかには大口で出した役員もいたみたいだ。うわさだがね。 |
民三 | へえー、そりゃすごいや。 |
隠居 | その人物は、まあ会長になりたいんだなあ。 |
民三 | そりゃえらいや、こんな時期に会長になろうなんて。 |
火中に栗を拾う |
隠居 |
「火中に栗を拾う」ってことわざがあってね、これはフランスの童話に出てくる、ずるい猿におだてられた猫が火の中の栗を拾おうとして大火傷するんだ、けれどこれに「敢て」がついて「敢て火中の栗を拾う」となるとな、火傷を承知のうえだから偉いと言えるね。 |
民三 | へえ、信じられないねえ、そんな立派な御仁がまだいるんですか。 |
隠居 | うんまあな、だがねそいつは名刺に刷り込みたいんだな、豊原民連会長ってな。 |
民三 |
なんでえ、それじゃあただの見栄っ張りってもんだ。ったくろくでもねえ奴ばっかりだ。なんとかならねえんですか。 |
一犬虚に吠えれば、万犬その実を伝う |
隠居 |
中国のことわざに「一犬虚に吠えれば、万犬その実を伝う」というのがあってね、一犬とはこの場合は長谷ちょんと菅女のことだが、彼らが嘘ごと、万犬、この場合は名誉会長、副会長、常任理事だな、それらがさも真実であるかのように触れ回る、という意味だ、民主団体の名が廃るね。まあ中には心を痛めている良心的なりじもいるがね。そういう体質の結果だね |
民三 | 犬には罪がないのにかわいそうだねえ。 |
隠居 |
中国では昔犬は嫌われていたな、今はそんなことはないが、人間と同じものを食べるから食糧難時代に嫌われたんだ。「水に落ちた犬を打て」なんて残酷なことわざもある。今、長谷ちょんたちは水に落ちてアップアップもがいているね。そのほかにも「羊頭狗肉」なんてのもある。「羊の肉と偽って、犬の肉を売る」ってね、「狗」は犬のことだ。長谷ちょんもおんなじだね。「鶏鳴狗盗」(けいめいくとう)というのもある。鶏のまねのうまい人で、鶏のまねをして人を欺いたり、犬のように物を盗んだりするいやしい者といういみだね。日本でも「あいつは敵側の犬だ」なんていう、よく似ているじゃないか長谷ちょんと。 |
民三 |
なるほど、自分の考えを持たない名誉会長、副会長、常任理事、の連中はみんな「茶坊主」ばっかりだ。 |
隠居 | そうだ、そうだ。「茶坊主」だなんてうまいことをいうね。自分の頭じゃ考えないんだ。 |
民三 | 頭は帽子を乗っけるためにあるんじゃねえんだ。 |
猫に鰹節 空き巣の留守番 |
隠居 |
樋谷君の解雇はもとはといえば、よまわり道場に相談に来た多重債務者の解決を理由とした「中抜き」など不正な不動産処理に会ったね。 よまわり道場の相談員ら9人の勇気ある内部告発が発端だった。 調査委員会ができ、名誉会長が委員長になったが、疑惑が集中している最高責任者長谷ちょんが実質的な責任者になったんだ。調査委員会というものは、原発安全保安委員会と同じでね、関係のない第三者が中心になってやらなきゃ、まともな調査はできない、調査だって被害者の元に飛んで行って、被害の実態をきくことだがね、逆だよ、裁判所のように呼びつけて取り囲んで質問攻めにしたんだ。これが長谷ちょんのやり口だね、こういうのを「猫に鰹節」「空き巣の留守番」というな。 |
民三 | 面白そうだなあ。これもことわざです |
隠居 |
そうさ、猫が鰹節の番をする、空き巣が留守番するってんだ。こりゃあまったくあてにはならないねえ。 |
民三 | わっはっはっはあ・・・ |
隠居 |
笑い話じゃないが、ほんとにおかしいねえ。わははは・・・ 。それにね、彼は平気でうそをいうんだ。 |
民三 | そりゃそうでしょう。 |
隠居 |
そのころにね商工新聞拡大の東京の活動者会議があってね、あたしも出席した。そこでは東京の拡大推進委員長だった長谷ちょんが報告したんだが、その内容は、新聞の拡大がいかに難しいか、さまざまの細かいデータを挙げて得意げに説明したんだが、そんなことは参加者の誰だってようく理解していることさ。 驚いたことには彼はそのことを強調するだけで、なぜ拡大が重要か、厳しい状況下で拡大する意義、方針の提起はまったくなかった、まるで拡大なんかできっこないってことをみんなで確認するような報告だったんだ。 |
民三 | へえ、そりゃあ驚きだ、それでどうなったんですか。 |
隠居 |
会場は静まり返ってね、意見を述べる参加者は誰もいなかったから、あたしがよまわり道場の問題を発言した。 その責任者の長谷ちょんが報告したんだから参加者はあっけにとられていた。 福さんも批判する発言をし、続いて今は長谷ちょんの理解者になっているらしいある区の女性の会長が「豊原民連は一体どうなっているんですか」と厳しい質問をした、それ以外発言はなく会議は終わった。 その後今になっても、彼はあたしの発言は参加者のひんしゅくを買ったなど文書に書いたりふれ回っている。 ことわざに「見てきたような嘘をいい」というが、「見てきたことにも嘘をつく」んだ。 |
民三 |
ほう、そんなこともあったんですか。いかにも長谷ちょんらしいや。・・・それにしても、豊原民連はこれからどうなっちゃうんですかねえ。心配で、心配で・・・。 |
因果応報 |
隠居 |
なんだい、なんだい、急にしんみりしちゃって、豊原民連の今の実態はひどいものだ会員は実質200人ぐらいだろうね、昔は相談会、大量宣伝、おはよう作戦、立て看板、対区交渉、旅行、ハイキング、ボーリング大会、バザー、定期的な支部会議それに婦人部、青年部、専門部とみんな生き生きと多彩に活動したものだ、会員も1000人目標さ、前進、前進でその活動は全国に知れ渡った。 長谷ちょん、菅女は有頂天になっていた。最高時で会員は900人を超えたはずだ。 会員は毎晩大勢が事務所に集まって夜遅くまで楽しくやったものさ、長谷ちょんと菅女は天まで舞い上がっていたね、今は会員は事務所によほどのことがなきゃ寄り付かないね。 こんなにみすぼらしくなったのはほかにも原因はあるが、地域に根を張って、会員・新聞の拡大集金、会費の集金、ビラまきなど率先実践していた活動的な会員、常任理事や理事をみんな除名したり、退会処分したことが主な原因さ、手足をもいじゃったから動くに動けないだるまさんだ、手も足も出ない。 こういうのを「因果応報」と言うね。すべてには原因と結果があり、不正な原因による行いは、それにふさわしい報いを受けるという意味だ。 |
民三 |
ほんとですねえ。今は見る影もなしってとこですね。よまわり道場はまだやってんですか。 |
隠居 |
やってるね、やめるわけにいかないじゃないか。やめたら我々の厳しい批判を認めることになるから・・・。 |
民三 | 城山支部はどうなったかなあ。反省文には廃止になっていたけど。 |
隠居 |
この支部をなくしたらさらに会員は少なくなるから、なくすことはできないんだろう。 工商新聞配布・集金、会費の集金なんかまともにはできっこない。少ない人数で何とか集金して事務局員の賃金と上納金ででアップアップの状況さ。 日常活動なんかできっこない、ひどいことになったものさ、長谷ちょんと菅女の罪は重い。 |
民三 | 上部機関はなにやってんだい、えっ。 |
隠居 |
おいおい、あたしに怒っちゃしょうがないよ。上じゃあ、長谷ちょんの責任を追及できないんだ。 |
民三 | そんなことってあるかい。裁判で二回も負けてはっきりしてるのに・・・。 |
隠居 |
責任追及できない理由があるんだよ。だいたい察しはつくがね、長谷ちょんに弱味を握られているんだな。 |
民三 | ええっ、知ってんですか。教えてくださいよ。 |
隠居 | こういうことはたいてい金が絡んでいるね。 |
民三 |
なあるほど。そうか、長谷ちょんはほかでも同じようにやってる。みえてくるぞ。その上の本部もだんまりを決め込んでますね。 |
隠居 |
うん、全国の中で東京は重要な位置にあってね、会員も多いし、中央にも役員を多数出しているから、本部も東京にははっきりものが言えないんだ。なさけないねえ、民主団体が。 |
民三 |
内部ではなんかいろいろいってるみたいだが、風呂の中で屁ひってるみてえなものですね。ぶくぶく、ぶくぶくって。 |
盛者必衰(しょうじゃひっすい) 風前のともしび |
隠居 |
長谷ちょんはね、実績をあげて中央の会長を狙っていたんだろうが、この裁判の結果でその夢はダメになったね、気の毒ではあるけど・・・。 個人の資格で裁判所に意見書を提出したり、言動が荒いなんてことで解雇するなんてことは今じゃ民間会社だってやらないね。まして民主主義を名乗る団体が絶対やるこっちゃない。 |
民三 |
気の毒なもんか。菅女もそれを期待していましたね、二人で中央を目指したが、つまずいちゃった。哀れなもんだ。 |
隠居 |
盛者必衰、奢れる長谷ちょんは必ず落ちぶれるね。その組織は今や風前のともしびさ、二人の責任はあまりにも重いね。 |
民三 | もうとっくにおちぶれちゃってる。 |
策士、策におぼれる |
隠居 |
「策士、策に溺れる」ってね。上昇を目指していろいろやってきた、それは成功しているかに見えて自信満々だったが、結局「金が力」という卑しい人間性が露骨に表れた。 それが会員の嫌気につながった、挫折だね。 |
民三 |
そうですよねえ、ようっくわかりました。ご隠居に話を聞いてすっきりしました。あっしたちゃあこれからも、徹底的にたたかってゆくことですね。 |
隠居 |
うんうん、今までの続きでな、楽しく、しなやかに、そして妥協なくたたかわなきゃならないね。こんなことで夜眠られないなんていってちゃいけないよ。 |
民三 |
わかりました。ああすっきりしたあ。じゃあご隠居、これから朝飯食べて仕事に行ってきます。 |
隠居 | ああ、行ってらっしゃい、じゃあまたな。 (了) |
この一文は,舩坂俊昭が書いた創作です。文責は舩坂俊昭にあります。「豊島民商の民主化をめざす会」とは関係ありません。この文章を利用したい場合は、どなたに対しても前向きに検討します。多くの団体、個人が利用される事を希望しています。 豊島民商が行ったさまざまな悪事(ひまわり道場、杉原事務局員の死、ストーカー事件,舩坂が紛失したファイルを菅原事務局長が、自分のものと偽って警察を騙して引取ってきた事、その他)については、引き続き厳しく追及するシリーズとして書いてゆくつもりです。 この一文について、事実の誤認があるとお考えの場合は、ご遠慮なく舩坂に直接文書をもって表明してください。舩坂が必要と考える場合に限りこれからのシリーズの中で見解を述べることとします。 豊島民商問題についてはこれまでに多くの個人、団体がおおむね豊島民商を擁護する立場から討議されてきました。そこには、「民主団体である民主商工会が、指摘されるような行為をするはずがない」という善意からの誤解があったものと考えています。 豊島民商はそのような状況を奇貨として如上の悪事を重ねてきました。そして、批判する者を規約を無視して退会処分、除名処分、解雇してきました。これらの行為のうち樋山事務局員に対する解雇についてはこの一文のとおりです。 また、それに先立つ豊島民商の元副会長への豊島民商が関与した、名誉棄損、営業妨害についての訴訟を提起された事件の判決も豊島民商側が敗訴したのです。 このような問題は全国商工団体連合会(以下「全商連」と記します)の全国の多くの地域で生じているのです。 残念ながら、全商連は、このような事態を憂慮しながらも見て見ぬふりをし、これを放置し、問題を長期化させ、こじらせています。私達がこの問題で実情を訴えるために何回会見を求めても拒否する態度をとっています。 私たち「豊島民商の民主化をめざす会」は、全商連に強い愛着を持っています。ですから、全商連が、今日の中小・零細業者に政治の貧困がもたらす不況などを克服するためにたたかいを推進されながら、この問題でも本来の立場に返り、正しい指導性を発揮され、豊島民商はじめ全国の組織内にある深刻な問題をスピードをもって正しく解決される事を切に切に願っているのです。 2011・6・8 舩坂 俊昭 |